鈴鹿サーキットのお膝元三重県鈴鹿市にあるバイク屋のランポートです。
ワンオフマフラー製作、溶接加工、バイクカスタム、バイク修理お任せください。
日々の出来事を面白可笑しく適当な感じで、ご紹介♪
もちろん、このブログでしているカスタム、修理も引き受けさせていただきます♪
お気軽にオ問いあらせください

2010年6月10日木曜日

これが本当のスーパーカブ♪アーシング、点火系改良編

スーパーカブよ
再びってやつですね~
今回は、、、何を?

まず、アーシングとは・・・
ボディー全体をマイナス極の使っております。
でも、、、、エンジンなんかはボルト留めなんかでボディーについていますよね。。。
と、言うことは・・・長年使用したバイクは錆なんかで接触不良なんかも・・・みたいな♪
たまにスパークプラグに火が飛ばない時とかにアーシングすると直ったりするのがこの為でござんす。。
今年、齢24歳になるスーパーカブさんは・・・いつアース不良を起こすか分かりません。。。
転ばぬ先の杖とやつですね。。
ちなみに、、
アーシングをしても元々のエンジンパワー以上のパワーアップや燃費向上はしません。。。





アーシングをするついでに、電装系の改良もしようと思います。。。
左から抵抗なしプラグキャップ。スーパーシリコンコード。スーパーイグニッションコイル。
すべてキタコ製でそろえました。。
シャリーと同じくCR85用のイグニッションコイル
通称雷神コイルを使用しようと思ったのですが・・・・
強力すぎたので今回はキタコ製でやります。。



純正のコイルを取り外しました
う~ん。。。純正コイルよりデカイ♪
でも・・・これって・・・ステーを作らないと付かないよねぇ・・・




なんか、よさげなステー発見これを使おう♪
これをですねぇ~
コンターやサンダーを駆使して
気合の加工な訳です
取り付け未来予想図!!
こんな感じで取り付けます
さぁいざ加工
まぁこんな感じで、、カットして取り付けようとの作戦♪
結構、、、メンドクサイ作業です。。。でも、、パワーアップします。。。
確実にパワーアップします。。CRコイルの時は



なんだかんだで完成ディ♪
スペースの関係上、余分な所はカット済み
この形にするのに
sin(α+β)=sinα cosβ+cosα sinβという式に当てはめると綺麗に仕上がります。。。
お試しあれ・・・・(うそです)





完璧だよ♪
さすが、三角関数の加法定理♪
電装系のカスタムにも使える~♪わけないですね・・・




あ、、、アーシングケーブルを忘れた・・・・
>




急遽製作!!<br>
これをシリンダーヘットとフレームに繋ぎ、もう一本をフレームからイグニッションコイルのマイナス極につなぎます!!


んまぁこんな感じで取り付け完了です<br>
んでもって黒い太いチューブは燃料ホースです。。実はこのカブはリザーブレスです。。。
日本男児に予備などいらん!!
と山本五十六連合艦隊司令長官がもうしております。。。
と言うより燃費が良いし、近距離移動用だしね♪


レッグシールドを付けると・・・・美しき蒼きアーシングケーブルとハイテンションコードが
・・・ほぼ見えません。。。でもいいんです。。電装系は地味ですので
そして、スーパーカブの形を変えたくありません♪


2010年6月4日金曜日

チョイノリのカム交換

チョイノリさんのエンジン音が激しいんですよね・・・
チョイノリのカムってプラスチックでできているので、5000km走ると削れるそうです。。
特に初期型は・・・


OHVですのでもしかしてここから交換できる??
淡い期待を込めながら・・・

フライホイールを外してみます♪
チョイノリ カム交換

チョイノリ カム交換

チョイノリ カム交換


チョイノリ カム交換
え~
結局エンジンを下ろさんとあかんのかよ~
どうせなら簡単に交換できるようにして欲しかったなぁ・・・



チョイノリ カム交換
まぁチョイノリのエンジンは
軽いからまだいいけど・・・・

ステーターコイルを外して
憎きカムを確保~♪
貴様が原因かぁ??
先の副将軍、水戸光圀の目の黒いうちは悪行許さんぞ!!
チョイノリ カム交換

チョイノリ カム交換
削れまくってンジャン・・・
どうもあれらしいですねぇ
俗に言う前期型ってやつは
よくカムが削れてしまうみたいです
もともと30km/hが限界なチョイノリちゃん
削れると最高速ダウンしてしまうわけですね
と言うことは・・・
原動機無し自転車より遅いのか?

ちなみに後期型からはカムが対策部品になっているのでご安心を


ささっと交換しようと思っても・・・・
プッシュロット邪魔で・・・
入らん・・・・
しかも竹籤みたいなプッシュロットです。。。
チョイノリ カム交換
嫌がらせ??いじめ??この悪代官めぇ。。上様に言いつけてやる
ちなみに付けるコツですが・・・フェヒナーの法則 R=c log sでできます♪
    


チョイノリ カム交換
おっと素敵な♪
合いマーク付きジャン
バルタイをどうやって合わすか悩んでたんだよね~
出来る子じゃんチョイノリ♪

チョイノリ カム交換
知恵の輪みたいなカム交換ですなぁ・・・
パズルが好きな人向けな作業ですハイ
あとは、バルブクリアランスを調整したら完成でい!!


2010年5月27日木曜日

SMXが動かない??原因追求編

今回は、車です。
走らなくなったとの事で原因を追究したいと思います。。





ガラガラという異常な音とともに止まったとの事ですので・・・・
レッカーにてランポートに入院。
車はホンダSMX 新車で購入後ワンオーナー 走行25万キロ エンジンオイルはマメに交換している タイミングベルトは10万キロごとに交換している 車検は半年前にしている 外観は程度が良い オーナーはSMXを大変気に入っていて可能な限り整備して長く乗りたい という状態です。


とりあえずセルを回してみると、ブスブスいって始動しません。ここは無理に回さず原因追求していきます。
走行距離が多いのでエンジンが終わったとも言えますが、車検を半年前に受けたばかりなので廃車にするのは惜しいところです。
ディーラーなら間違いなく買い替えを勧められると思いますが、何とか安く直るのであれば直してあげたいと思ってしまうのがランポートの特徴です。


まず一番最初に点検するのはプラグからですが、プラグが固着していて外れません。
これは走行距離が多い車にありがちで、プラグネジ穴にカーボンが詰まって固着している状態です。
無理に外そうとするとプラグの頭だけ折れてしまい、プラグのネジ部分がヘッドに残ってしまいます。
そうなった場合、ヘッドを降ろしてプラグネジ穴を修理しなければいけません。
工賃が高くなるので、ヘッド降ろしは避けたいところです。




ひとまずプラグを外すのはあきらめるとして、次に考えられる事は、タイミングベルトの歯飛びです。
ひとつの予測としては、ピストンとバルブが当たって異音がしている、
もしくはバルブが曲がっているという事が考えられます。
コンプレッションゲージでの診断は今回プラグが外れないのでできません。
バルブタイミングを点検するしかありません。
とりあえずヘッドカバーを降ろしましょ♪




ジャ~ン
カムとご対面

走行距離の割にはキレイです。オイル交換をしていない、又は安いオイルを入れている場合、真っ黒なスラッジがここに溜まります。オイル交換をマメにしているので状態は良いですね。
ちなみに、安いオイルでも速めに交換したらいいのだ、という人がいますが、間違いです。
安いオイルは添加剤に洗浄成分が入っていないので、スラッジと呼ばれるオイルがヘドロ状態になった物がエンジン内部に溜まります。
適度に良いオイルを5000キロごとに交換するのが、正しいオイル管理です。
この車のオーナーも正しく忘れずにオイル交換をしていたので、25万キロ走っていてもこんなにキレイなエンジン内部ですね。



バルブタイミングを点検。問題ありません。
念のためバルブクリアランスを全部確認してみます。
これも問題ありません。♪
もしここでバルブクリアランスが大きい場合はバルブ曲がりが考えられます。
その場合はバルブ交換のためにヘッドを降ろす事になり、修理代が高くなります。
今回は、タイミングベルトの歯飛びも無く、バルブの曲がりは無いと判断できます。ヘッドを降ろす必要はありません。
ヨカッタヨカッタ。




次に考えられるのは電気系統ですが、点検するにはプラグを外さなければいけません。
無理に外すとプラグが折れるので、何とかうまい方法が無いかを考えます。
で、思いついた作戦は プラグネジ穴カーボンを溶かしてしまおう作戦です。



SMXのエンジンはツインカムでセンタープラグです。
プラグはプラグホールという長い穴の奥にプラグがあります。
プラグホールは水などが入った場合抜ける構造ではなく溜まるようになっています。
プラグキャップのゴムがプラグホールの上部で水などが入らないように、フタをするような設計にしてあります。
通常プラグは強く締める物ではありません。
プラグに金属のガスケットが付いていますが、意外かもしれませんが完全にシールしているとは思えません。
そこでプラグホールにカーボンを溶かす液体を入れると、プラグガスケットの隙間からネジ部に液体が浸透するのではないか、という作戦です。
カーボンを溶かす液体で良い物があります。
ワコーズのエンジンコンディショナー、スプレー缶です。
これはスプレーすると泡状の液体が出て、カーボンを溶かします。
ワコーズのキャブクリーナーとエンジンコンディショナーをプラグホールにたっぷり入れて1時間放置してみます。
キャブクリーナーはシャブシャブの浸透性の高い液体ですので、エンジンコンディショナーも一緒に浸透するのではないか、という予想です。<br>
この方法でうまくいけばラッキーです。



一時間後プラグをゆるめてみます。
力加減が大事でプラグを折ってはいけません。慎重にこきざみに緩める方向、締める方向とゆするようにプラグレンチを使います。
固いのですが手に伝わる感触が緩むような気がします。
無理をせずにプラグ4本試してみます。
すると一本だけキュッと緩む方向に少しだけ回転しました。
狙い通りうまくいきそうです。
キャブクリーナーとエンジンコンディショナーをもう一度入れ、1時間放置します。


1時間後もう一度プラグを回してみます。
全部のプラグが少しだけ動きます。
慎重に緩めたり締めたりしながら液体を浸透させます。
何とが外れたプラグがこれ。

 純正装着のイリジウムプラグ・・・プラグギャップも素敵なぐらい開いております・・・・
とても火花が飛びそうにないくらい電極が磨耗しています。
エンジン不調の原因はプラグが犯人だと断定です。

新品と比べると全然ちがいますね~




プラグネジ穴をタップで修正し、
プラグをイリジウムではない通常のプラグと交換します。
イリジウムプラグ 悪くはないのですが実は信頼性に欠けます。
バイクの場合、調子の悪いエンジンには必ずイリジウムが付いています。
これ本当です。バイク屋さんではイリジウムは駄目だという常識があります。
祝・エンジンがかかりました♪ 最初はエンジンコンディショナーがシリンダー内部に入っているのでブスブスしていますが、調子よくなりました。
一応エンジンクリーナーでエンジンの中も洗浄しておきましょう♪


ガラガラっと音とともに止まったとの事ですが・・・・
原因はベルトでした
たぶん、走行中に石か何かで切れてしまったのでしょう。。

なんか細くなってササクレちゃってます。。。
奥の方のベルトだったので全部交換しちゃいます
ハイ!!全部交換しました♪以外にこの車やりやすいですね


なんかベルトを張る用の変な穴まで付いていると言う親切設計
ここに12.7mmのスピンナハンドルを使えば簡単にベルトを張れる設計です。
ホンダの優秀な設計者さんありがとう♪
外した部品全部取り付けて完成です。。。。


2010年5月18日火曜日

ゴールデンウイークenjoi

ゴールデンウイークenjoiしましたか??
僕はネット難民してました♪
我が社長は・・・実家に帰っていました。
そして、社長がお土産を買って来てくれました♪ありがとう社長
社長のお土産
その一 サザエ♪
そのニ 猪の肉
その三 44MAGNUM♪
S&W M29?
44口径マグナム弾使用する奴です。。
映画「ダーテイハリー」で世界最強の拳銃として登場したやつです。
威力は45ACP弾の三倍の威力

中折れ式です
中折れ式でマグナム弾を撃てるのか?


マグナム弾?


あ~縁日で買ったんじゃあないんだ・・・
これなら狩猟免許もいらんで~鳥に勝てるで~って・・・
完全に受け狙いですよねぇ????




そんなこんなで猪肉を食べてみます♪
サザエ??即食べました♪




ジャ~ン♪

これが猪です。ステーキで食うか??




とりあえず切ります

ちょっと硬そう・・・




ハイ。。ホットプレート♪
ボタン鍋??
本当は、炭焼きにしたかったのですが
準備がメンドクサイので、、、、
文明の機器を使っちゃいましょう♪



猪肉だけでは少ないので。。。
豚肉を♪
もう完全に
焼肉です。。
・・・半額???

B級グルメ家なのでこれで上等!!

肉の本来の味を楽しもうと思えば焼肉でしょう。。

では問題です。。。豚肉と牛肉と猪肉 どれが美味しいでしょう??




焼肉といえば

ビール!
ノンアルコールです。。。ストップ飲酒運転!!



そしてやっぱあれっすね
猪が一番美味かった♪

メシウマ~

以上B級グルメ家でした。。



<
猪が食べたくなったらご相談ください。。
猟犬貸します♪
スペック 池で溺れます。。パピヨンです
猟銃貸します
スペック 8連発♪虫も倒せません!!

2010年5月13日木曜日

点火時期を変更

さてさて、、、前回、ボアアップとマニュアルクラッチ化したカブと
減速比の変更をしたわけですが・・・・
え!?外観が変わってない??
まぁコンセプトは羊の皮を被った狼ですからね♪


今回のアイテムはこれだ
ウットラフキーとか言われるパーツですね。。
コイツでフライホイールの位置決めをしています。そしてフライホイールで点火時期を決めているのです。
と言う訳で・・・・
ウットラフキーを削って点火時期を強制的に進角させます。。。
大胆でしょ??
と、、、いってもキタコのボアアップの説明書には書いてあったりするけどね♪
あとは、どこかのメーカーからこの部品が出ていたような・・・・
12VエンジンはCDIで進角させる+リミッター解除だけど・・・CDIが高い(本音)
三速ミッションのCDIはリミッター付いてないし(本当)
四速ミッションのCDIはピンクの線を抜けばリミッター解除だし(そんな事教えていいのかバイク屋さん)
ビンボーチューンで上等でしょう♪




では、、、ベルトサンダーでチマチマ削ります

でも・・・時間掛かります・・・



じゃきキキん

削れたぞー~ついでに指紋も削ったぞ~♪
う~む。。。。愛を込めて作った部品。。速くなりそうな予感




早速、取り付けちゃおう♪
本題のウッドラフキーはココなのよ





恒例のフライホイール外し(特殊工具)

外す瞬間気持ちいの~



ハイ!!
得意の星型エンジン誉一一型
スペック  名エンジン(適当だなオイ!!)




では早速取り付けます~
元々付いているウットラフキーを-ドライバーで外して加工したのを取り付けるだけのお手軽作業♪
たったこれだけでエンジンの性格が変わっちゃいます。。
これがエンジンの面白いところですハイ

完成!!超お手軽
見えないのがちょっと残念な結果なんだよねぇ~


フライホイールを取り付けて
カバーを付けて・・・<br>
ハイ完成!!

低回転から高回転まで気持ちよく吹けあがるエンジンになりましたよ♪
今回は点火時期35°に設定してみました。。
高回転も気持ちよ~く
回ります

それにしてもカスタムバイクっていいよねぇ~
他人とは違う優越感や所有感
自分専用のバイクって所が凄くいいよ。。愛着わくしね♪