アクセル操作で排気音が変わる
ランポートのヒット商品
バーボー管
これね~全部ランポートで手作りで製作しているんだよ♪
エキパイ部は昔ながらの手曲げ
時たま本当に手曲げなのかとお問い合わせがあったり・・・
いやいや、、本当に手曲げです。。。
ベンダーなんて高価な機械を買えるお金ありません。。。。
その証拠に作業をご紹介しましょう
まずはエキパイ部
4000mmのステンレスパイプから切り出してゆきます
バーボー管なら3本
スイコミニなら7本作れます
次は口金の部分
これも・・・
一つ一つ切ってゆきます
バリ取り、面取りも手作業♪
切り出したエキパイ部分と口金を溶接してくっ付けてゆきます
はい、
くっ付けました
なにぶんバーボー管が細いので
溶接のトーチが入りにくいので凄く難しいのです
この溶接を出来るまで5年の歳月を費やしたみたいです
今は、電圧と電流と冶具が完成の域に達しているので
僕で68本目にやっと出来るように
3本に1本は今でも失敗するけど・・・
技術を受け継ぐよりも開発のが大変な
口金とエキパイ部分を溶接すれば
いよいよ手曲げ作業に突入!!
手曲げの冶具はAAA級企業秘密なので塗りつぶしておきました
あとはバーナーを使って曲げていくのですが・・・
曲げている作業風景が・・・
手曲げするのが僕
写真を撮るのも僕
残念ながらありません♪
曲げた後の写真はあるのだけど・・・
まぁ、この焼け具合を見れば手曲げと分かるかな
いや、、、分かって。。。。
お願い。。。。
そういえばステンレスの手曲げのマフラーを作っている所って
今、何社ぐらいあるのかな?
今はベンダーで曲げてしまうのでほぼ絶滅?
焼けを取るのに大変だしね
焼けを取るのは
バフ機で
この作業嫌い
バフの粉が舞いブラストの砂で過酷な
通称拷問室での作業ですので
もちろん真夏は部屋の温度50度越え
真冬は凍えながら
まさに拷問
その拷問に耐えながら磨いた結果
バーボー管は綺麗になっても僕達真っ黒・・・
後は、ステーを取り付けて完成♪
完検で合格すれば箱詰めして
いよいよ出荷へ
完検待ちのバーボー管たち
左からバーボー管、戦管 長門、第一号管
戦管 長門、第一号管でピンと来た方はかなりマニアですよ
戦管 長門は日本海軍で長らく連合艦隊旗艦を勤め
大東亜戦争の激戦を耐え終戦まで沈没せず
アメリカ軍の核実験にも2度耐えた
戦艦長門の名前を
長門の名に恥じぬよう
ものすごくこだわって作っています
なんたって世界のビック7
第一号管は戦艦大和の仮称名
長門を越える最強の戦艦の名前を使うからにはもう・・・
なかなか製品化できない訳ですよ